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逓信総合博物館『はなたれ小僧は元気な子~さよなら滝平二郎~遺作展』を観てきました [展覧会]

『モチモチの木』や『ベロ出しチョンマ』の挿絵でお馴染みの
切り絵作家の滝平二郎さんが亡くなられたのが今年5月16日。
現在、東京逓信総合博物館で遺作展が開催中との情報を聞きつけ
赤坂に向かう前に立ち寄ってみました。

約250点の公開は初との事ですが、懐かしい作品も多く
歌留多や息子さんとの最後の共作の双六も展示されていました。
出口で本や図録を販売しているスタッフの方と
滝平先生の作品について語ってしまいました(笑)。

赤坂に行く前に表参道に行くんだったと思い出し
慌てて博物館を後にした私でありました。


小学生の頃、担任の先生が読んでくれた
斎藤隆介さんの『ゆき』と『ベロ出しチョンマ』。
この本の挿絵に使われていたのが滝平二郎先生の切り絵。
子供ながらに綺麗な絵だなぁと思っていました。

その後、教科書で『モチモチの木』に出会い
図書室で『三コ』などの童話に出会いました。
どの作品にも滝平先生の人柄が滲み出るような
素敵な切り絵が沢山使われていました。

最近は、朝日新聞の1枚もののカレンダーに
滝平先生の切り絵が使われていることもあり
我が家では1年中先生の切り絵を目にしている状態です。

今回の遺作展では、初公開になった作品も多数あります。
手にしたことのある作品は懐かしい気分でしたし
初めて見る作品にも懐かしさが沢山ありました。

朝日新聞のカレンダーに使われた作品を含め
古き日本の懐かしい風景が残る滝平先生の作品は
「昔はいたなぁ」と思う坊主頭にランニング姿の男の子。
(今で言うタンクトップですよね~)

家には縁側があり、庭先の七輪で焼くサンマに
サンマを狙っているネコ(笑)。

浴衣姿の娘さんや母の姿に、蚊帳や天花粉など。
いまはスッカリ見なくなってしまいましたが
私が子供の頃には、まだ多少は残る風景でした。
だからこそ懐かしく感じるのかもしれませんね。

双六や歌留多なども作られていて、すごく可愛らしい。
中には息子さんの滝平加根さんとの競作も。

息子さんは週刊誌に連載を持つ漫画家なのだそうですが
なんと2ヶ月間の休みをとり、遺作展の図録の装丁を
全て息子さんご自身ががけられたのだそうです。
偉大なる父に感謝の気持ちだったのでしょう。

息子さんの話は、図録を販売していたスタッフの方と
雑談した際に教えていただいた事なんです。
スタッフの方も滝平先生の人柄を反映したような方々でした。

郵政省、電電公社、日本放送協会の共同博物館のため
入館料は110円という格安で、遺作展は1階で開催中。
2階~3階では電話や郵便、放送に関する
歴史的な資料が沢山展示されています。
滝平先生の懐かしい作品に触れてみませんか?

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瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとう
by 瀬木あおい (2009-12-28 15:10) 

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