So-net無料ブログ作成

「ミューズの微笑み~ときめき美術館~」第九回 [日記]

九回目は長野原にある東山魁夷美術館です。
旅人は、最近注目中のピアニスト清塚信也さん。

長野県信濃美術館の敷地内に東山魁夷美術館が誕生したのは20年前。
清塚さん曰く「なんだかアットホームな感じで
東山さんの家に招かれたような気がする。
プレートも表札っぽいですし」と。
確かに豪邸の入口みたいな感じではあります。
中は白い壁と板張りの床と言う簡素な作り。
清塚さんが訪れた時は、開館20周年記念展
「信州賛歌」と言う展覧会が開催されていて
東山さんが愛した信州を描いた作品が並んでいました。


東山魁夷と言えば日本画家なのですが、
中には塗り重ねられた部分が盛り上がった
まるで油絵のような作品があったり、同じ場所を
季節を変えて描いた作品があったりしました。
東山さんの作品は、日本画だけど西洋画みたいなモノもありますね。

風景を描き続けた東山魁夷の絵に白い馬が登場したのは
1972年、唐招提寺の壁面を描く仕事を目前にした頃だと言います。
白い馬が登場する作品は、18作にもなるそうです。
実は「白馬の森」と言う作品を前にテレビで観たことがあって
淋しげだけど綺麗だと思った事があるんです。
ここの美術館に飾られていたんですね~。
東山さん曰く「白い馬はモーツァルトの
ピアノ協奏曲から出てきた」と話したのだそうです。

清塚さん曰く「もしモーツァルトのピアノ協奏曲から生まれたなら
この馬は、悲しみを抱えている事になりますね。
モーツァルトにしては珍しく短調の暗い曲なんです」と。
「白馬の森」「緑響く」などの馬が描かれた作品の前で
清塚さんの演奏は絵の元になったモーツァルトの
『ピアノ協奏曲第28番 K488より第2楽章』でした。
珍しく楽譜が譜面台に置かれていました。
確かに絵と違和感なく合うので…
東山魁夷さんが言うようにピアノ協奏曲から生まれた馬かもしれません。
魁夷さんは、モーツァルトが好きだったそうですもんね。

東山さんの作品には少し変わったものがあります。
詩と絵を魁夷さんが書いた『コンコルド広場の椅子』
と言う動くはずの無い椅子が主人公の詩集です。
今回、この本を清塚さんが朗読されましたが、BGMは即興曲。
詩集は、椅子目線で書かれた、可愛らしい作品でした。

モーツァルトが好きだったと言う東山魁夷の作品は、
不思議な位にピアノ曲が似合っていました。
一度は行ってみたい美術館ですね(^^)。
nice!(4)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 6

瀬木あおい

>xml_xslさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-11-28 15:35) 

瀬木あおい

>よーちゃん様

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-11-30 21:11) 

瀬木あおい

>まるこさん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-11-30 21:12) 

瀬木あおい

>江州石亭さん

niceありがとうございます
by 瀬木あおい (2010-11-30 21:12) 

村石太仮面

この番組み 初めて見ました。この日 テストの花道~科学であそぼう~
ミューズ 美術的な テレビ番組 たまにみます。今回 東山魁夷さん 私の好きな 作家の一人です。違う作品が 見たいです。昔 25年前に東山魁夷美術館が できたとき 批判も多く聞きました。長野県もすごく 変わってきたなぁ。雪国 長野県 有名な文化人が好む場所でもあった
by 村石太仮面 (2010-12-05 13:41) 

瀬木あおい

>村石太仮面さん

コメントありがとうございます。

魁夷さんは、長野県生まれでは無いだけに
やはり美術館が出来た時には色々あったんでしょうね。
by 瀬木あおい (2010-12-05 16:22) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0